歳旦祭というのは、新しい年を迎え歳神様への御挨拶とその年の五穀豊穣を祈る神事で、多くの神社では元旦の午前中に行われます。
また正月を迎える前に社寺やご家庭では正月飾りを準備されると思います。正月飾りには門松、しめ飾り、鏡餅など様々な種類があります。
この正月飾りは何日から何日まで飾っておけば良いのか?という声を聞きます。
まず飾りはじめは12月13日以降で29日と31日を避けた日に飾ると良いでしょう。何故29日と31日を避けるかというと、29日は「二重苦」と語呂が悪く縁起が良くないと、31日は「一夜飾り」になってしまい年越し前に慌てて準備することになり神様へ失礼にあたると言われています。
片付けに関しては「松の内」の1月7日以降もしくは「小正月」の1月15日以降に片付けると良いでしょう。
今年はコロナ禍ということで皆さん旅行や飲酒を伴う大勢での会食など控えていらっしゃると思います。こういった時だからこそ正月を迎え氏神様へご挨拶をし新しい年が良き年となるようにお祈りしてみては如何でしょうか。
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